学校のカリキュラム
オーストラリアの初等・中等教育は12年制ですが、州によっては異なる場合もあります。15、16歳まで義務教育を受け、18歳くらいで高等学校を卒業した生徒は、職業訓練校や大学に進学したり、就職したりします。
学校は通常9時に始まり午後3時頃終わります。昼休みは売店で買ったサンドイッチや、家から持ってきたスナックやランチで食事をとります。また、放課後の活動はなく、授業が終わると家に帰ります。
世界でもトップレベルの教育
オーストラリアには約40の大学がありますが、ほとんどの大学が国公立で、どの大学に進んでも政府による強力なサポート体制の下で勉強できる環境が整っています。
英国の国際的な大学評価機関QS(Quacquarelli Symonds)が発表する「世界の大学ランキング2015/2016」では、オーストラリアの7つの大学がトップ100にランクインしています。この数はアメリカ、イギリスに次いで3番目に多く、大学が全部で43校しかないオーストラリアの教育水準の高さが世界的に評価されている表れといえます。
オーストラリアの教育制度は、科学者、デザイナー、企業家、芸術家、人道主義者などを世界で活躍する人材を輩出してきました。彼らの成果としては、全航空機に搭載されている「ブラックボックス」、地球時間の提唱、Wi-Fiの発明などが挙げられます。

子ども部屋

プレスクール
幼児教育
州によってシステムや名称は異なりますが、小学校に就学する前の子どもは3歳から5歳の間、保育園や幼稚園に通います。下記のような施設があります。
Preschool (プレスクール)
Kindergarten (略称:Kindy)
Day Care (保育園)
Day careは日本の保育園のような施設ですが、Preschoolも働く親のために長時間預かってくれる所もあります。