ガイドブック経済・産業

農業と鉱業

農業と鉱業
羊の放牧
オーストラリアは透明で実務的な規制や制度がある、自由主義経済の国です。そして、広大な大地や豊富な天然資源、四方を囲む海は、この国に様々な経済的利益をもたらしています。 第一次産業である農業や鉱業はこの国の富の形成に大きな役割を果たしており、特に輸出の面で貢献しています。オーストラリアは、小麦や牛肉をはじめとする安全で高品質な食料や鉄鉱石など、多くの第一次産品を世界中の国々へ安定供給してきました。

人口約2,400万人のオーストラリアでは、国内消費量の約2.5倍にあたる食料が生産されており、国内で生産される農産物の3分の2が海外に輸出されています。また、石炭、液化天然ガス(LNG)、ウラン、原油といったエネルギー資源や鉄鉱石、ボーキサイト、鉛をはじめとした多くの鉱物資源が国内で産出されており、これらの豊富な天然資源も、日本を含む世界各地に輸出されています。

工業

工業
チーズ
第二次産業の分野では、化学製品やプラスチック製品、電子部品、自動車、鉄製品、アルミ製品、加工食品などが製造されています。特に、加工食品分野では、チーズなどの酪農製品やワインの生産が盛んで、これらの産品は世界の多くの国々に輸出されています。この他、宇宙航空技術や医学、コンピューター、工ンジニアリング部門でも高い成長を遂げています。

第三次産業

第三次産業
シドニーのホテル
ここ数十年の間に、観光や金融、ビジネス関連サービス、教育などを含む第三次産業がこの国の経済の中心となりました。オーストラリアには毎年数多くの観光客が訪れておリ、レクリエーションやレストラン、ホテルなどのサービス業が大きく成長しました。また、教育産業も著しい成長を遂げており、多くの留学生がオーストラリアの教育機関で学んでいます。このような背景から、サービス業に従事する労働者が急増しておリ、近年では、労働者の約7割がサービス業に就いています。